3日目はMunbaiの3Dプリント出力サービスの会社と、MunbaiにあるMakerSpaceを見学し、空港から飛行機で次の地Keralaに移動です。

まずは3Dプリントサービスを提供する会社「Think3D」を訪問。

ここは世界各地から3Dプリントサービスの注文を受付け、出力する会社です。

最初にミーティングルームで説明を受けます。

 

参加者からは、「機材があればどこでもできるサービスなので、もっと人件費の安いところでやった方が良いのでは?」、「他のサービスと違う強みはなんなんですか?」というような質問が多かったように多います。

この会社はジュエリーに強みを持っており、現地のジュエリー職人を多く雇用しているのが強みだということです。

確かに、現状の3Dプリンタは複雑な後処理を求められます。最終的なクオリティも、3Dプリンタの精度に加えて、職人の後処理の技術が大きく影響することを考えると納得できました。

 

社内は大きく二つのエリアに分かれており、一つは3Dプリンタがズラリと並ぶエリア。

もう一つは、職人が前処理、後処理を行うエリアです。

社員も多く、とても活気のある会社でした。

その会社のすぐそばにあるMakerSpace「Maker’s Asylum」です。

このMakerSpaceは先に訪問したThink3Dが運営しているそうです。日本でも3Dプリント出力サービスを行う会社がMakerSpaceを運営しているのと同じですね。

中はちょっとごちゃっとしていますが、平日の昼間にも関わらず多くのメンバーの方を見かけました。

海外のhackerspaceやFabLabを数多く訪問しているようで、様々な工夫がされていました。

 

さぁ、空港に移動してKeralaに向かいます。

Kerala空港では、到着した飛行機から荷物をトラクターが運んでいました。

空港には自動小銃を持った警備員がたくさん立っており、緊張した雰囲気でした。